辛子明太子の原料であるすけとうだらの卵はとってもデリケート。
そのため、丁寧に扱っていても製造の途中でどうしても端が切れたり形が崩れるものが出てきます。
その端が切れてしまった明太子がこの切子です。
もともとご贈答用に製造した明太子ですので、味・品質は贈答用の明太子と同じなのです。
贈答用に向かなくても家庭用として食べていただきたい！
そういう発想から生まれた理由あり明太子だからお得です。

やまやのおいしさの秘密は、素材選び・漬け込み調味液・製法など全てに妥協を許さずに美味しさを追求した“3つのこだわり”にあります。

その明太子づくりは、原材料の吟味から。
やまやの社員は毎年、ベーリング海など極寒の北太平洋で行われるスケトウダラ漁の大型漁船へと同乗します。
そして、明太子の原料となるスケトウダラの卵を社員の目で確かめ、辛子明太子に最もふさわしい「真子」を選び出すのです。

新しい漬け込み液に、以前から使われている漬け込み液を注ぎ足していくことで、脈々と受け継がれてきた「匠のたれ」。
九州産の柚子・羅臼昆布・福岡の名蔵元「喜多屋」のお酒・後を引かない「先辛」ブレンド唐辛子。
この4つの素材が育むやまやこだわりの味が、素材に深く染み込んでいきます。

美味しい明太子のために、「匠のたれ」への漬け込み時間にもこだわりました。
「長時間の熟成で、明太子の旨みがより引き立つ」ことを知った私たちは、その熟成時間について試行錯誤を重ね、辿り着いた結論が「168時間」。
一週間じっくりと熟成させることで、まろやかでコクのある明太子が生まれたのです。
それ以下でも、それ以上でもなく、168時間。
コクのある明太子を育むための、大切な時間です。